かっぱJrくんの初節句に向けて用意せなあかんなー。五月人形はあるからー
ちょっと待って!五月人形て、親のおさがりでもいいん?てか、いつから飾るん?買うとしたら、誰が買うの?どんなん買ったいいん?こういう伝統的な行事って風習とかあるよな?わからんことだらけやん
そやなー。そもそもこどもの日って何したらいいん?兜とか鯉のぼり飾ることくらいしか知らん、、、せっかくの初節句や!勉強して挑もうや!!!!
というワケで、かっぱJrの初節句をお祝いするべく、こどもの日について、勉強してみました!
皆さんがお持ちの疑問、すべて解決いたします!!!
五月人形についての疑問にいく前に、まずはこどもの日について。
そもそもこどもの日って?
5月5日は、こどもの日ですよね。端午(たんご)の節句でもあり、菖蒲(あやめ)の節句とも呼ばれており、兜や五月人形を飾り、鯉のぼりをあげ、ちまきや柏餅を食べて、こどもの健やかな成長をお祝いする日です。
なぜこどもの日は始まった?
もともと5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをする日でした。
1948年(昭和23年)衆議院で「5月5日をこどもの日と指定する」要望や、神戸市内の児童約27,000名の署名による「こどもの日」制定の請願が出されたことにより、同年7月20日に公布・即日施行され、5月5日が「こどもの日」となったそう。
5月5日が「こどもの日」と法的に認められてからは、その趣旨からも男女関係なく、こども全員を祝うのが一般的となりました。
ちなみに「国民の祝日に関する法律 第二条」によると、こどもの日は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日であると定められています。こどもの成長や健康を祝うだけではなく、その人格を重んじたり、母親に感謝したりする目的もあるのです。
やってさ。私にも感謝してお祝い頼んだで。かっぱくん!
いつも感謝しとるけどな!
いつも感謝してる人は、ごはん出されて食べたときに「おいしい。ありがとう。」って言うはずやんな。
・・・・・・・・。
こどもの日は何をするの?
では、こどもの日には、何をしてお祝いしたら良いのでしょうか?
鯉のぼりを飾る
こどもたちの健やかな成長を願って揚げられる鯉のぼり。
これは、江戸時代に武士が玄関に幟(のぼり)や旗指物(はたさしもの)を飾っていたことから始まったようです。
その後、町人にも広がり、五色の「吹き流し」(鯉の形をしていないもの)や、出世魚であり、「滝を登り切った鯉は竜になる」という中国の故事にちなんだ、縁起のいい鯉の形のものが揚げられるようになったのだと。
五月人形を飾る
こどもたちの力強くたくましい成長を願って、飾る五月人形。
鎧(よろい)や兜(かぶと)は「敵の攻撃から身を守る」ものであることから、「災いから身を守る」という意味が込められています。
菖蒲湯(しょうぶゆ)に入る
菖蒲の花が「剣」の形に似ていること、「武道を重んじる」という意味の「尚武(しょうぶ)」と同じ音であることなどから、「端午の節句に菖蒲湯に入る」という風習が生まれたといわれています。
端午の節句に菖蒲(しょうぶ)を用いるのは、古代中国から伝わる風習で、中国では菖蒲は邪気払いに用いられていたそう。屋根につるして魔除けにしたり、刻んでお酒に混ぜて飲んだりしていたのだとか。
また、端午の節句がちょうど体調を崩しやすい季節の変わり目にあたることからも、菖蒲湯に浸かると暑い夏を健康に乗り切れるとも言われています。
ちまきやかしわ餅を食べる
こどもの日の甘味として食べるられるのが、ちまきとかしわ餅。
主に関東では「ちまき」を、関西では「かしわ餅」を食べる事が多いと言われています。
確かに関西出身の我々にとっては、こどもの日と言えば、「かしわ餅食べる」よな!
お菓子としてのちまきもあるんやねー
ちまきは平安時代に中国から伝わってきたとされ、厄払いの効果があるとされています。
かしわ餅は、餅をくるむ柏の葉に由来があります。柏の木は「次の新芽が出るまで古い葉が落ちない」という特性を持ち、家系が途切れない事に通じます。これが縁起がいいとされ、端午の節句にかしわ餅が食べられるようになったそうです。
さて、五月人形どうする?かっぱJrの初節句に向けて、いざ準備!
ふむふむ。どうやってお祝いしたらいいか、どういう意味があるのか、等々わかったところで、さっそく準備やな!五月人形は実家にあるからー、、、
で、ここからが本題の五月人形についてやな!
男の子いるご家庭では、五月人形を検討されている方が多いのではないでしょうか?
ここからは、今回のテーマである五月人形について!五月人形を用意するにあたり、出てくる疑問について、解説いたします!
五月人形いつから飾る?
端午の節句の2~3週間前、4月中旬から飾り始めるのが一般的と言われています。
お祝いの前日である5月4日から飾る「一夜飾り」はタブーとされているので、注意してください。
「一夜飾り」はタブーとされている理由としては、「たった一晩だけ飾るのは神様にたいして失礼」という考えからです。ちなみに門松や松飾りにぴても、五月人形同様、「一夜飾り」はタブーとされています。
せっかく飾るのですから、できるだけ長く楽しむために、前もって飾りましょう!
いつまで飾っていていいの?
五月中旬頃にかたづけるのが一般的です。が、こどもの日が終わったらかたづけても問題ありません。
端午の節句のお祝いが終わると、その年の五月人形の役目は果たされたことになるからです。
五月人形はひな人形と違って、「早くかたづけないと婚期が遅れる」といったような言い伝えはありません。
せっかくなので、5月いっぱい飾って楽しむのも良いですね。
五月人形は湿気に弱いため、片付ける日は、天気が良く、湿度が低い日がおすすめです!
購入する場合、誰が買うの?
誰が買うのかは、ルールはありません。が、昔ながらの風習もあるようです。さらに、この風習も地域差があるようです。
順番に見ていきましょう。
古くからの風習では、母方の実家が用意
昔は、結婚をすると、女性が男性側の家庭に入るという考え方が一般的でした。
そのため、女性側の両親は、自分の娘や孫に会いづらく感じ、孫の誕生などの祝い事の際には、お祝いの品を用意し、娘や孫に会いに行くことが習慣となったそう。
地域によっても風習に違いあり
東日本(北海道・関東~名古屋)では、「父方の実家が購入する」ことが多く、関西では「母方の実家が購入する」ことが多いそう。
祖父母に用意してもらう場合、トラブルを防ぐためにも、嫁ぎ先の地域の風習を調べておいたほうがいいですね!
近年では、自分たちで用意することが一般的に
現在では結婚するにあたり、「嫁」や「婿」という考え方も薄まり、かりに自分の娘が嫁いだとしても、両親は娘や孫にいつでも会えるようになりました。
そのため、こどもが産まれた際の行事ごとも、祖父母ではなく、自分たちで行う場合が多いので、五月人形も祖父母に用意してもらわず、自分たちで、好みや生活スペースに合わせて選ぶことが一般的です。
ですが、祖父母は「自分たちが用意する」と考えている場合もありますので、購入の際は念のため、自分たちで用意する旨を伝える方が良いでしょう。
親や長男のおさがりでもいいの?
パパの五月人形がある方や、長男のときには用意したという方は、おさがりでもいいの?と疑問がでてきますよね。
五月人形のおさがりは基本的にNG。
理由は、五月人形は昔から、お子様の分身として、一生のお守りとなるからです。お子様に降りかかろうとしている厄炎を「身代わり」となって引き受けてくれるのです。
2人以上お子様がいらっしゃるご家庭で、複数の人形を飾ることが難しい場合は、小さなものでも良いので、1人につき1つ用意することが望ましいです。
五月人形の種類は?好みや置くスペースによって決めよう!
まず五月人形には、内飾り(鎧、兜など)と外飾り(鯉のぼり)があります。ここでは、内飾りについてみていきましょう。
五月人形には、甲冑や弓矢などひと揃いになった「鎧飾り」、勇壮な兜だけの「兜飾り」、武者姿をしたかわいい子どもの人形の「武者人形」の3タイプがあります。
それぞれの特長についてみていきましょう。
人気の「兜飾り」!
命を守る武具として使われていた「兜」は、男の子を事故や災害から守る象徴。
デザイン・価格が豊富だったり、手軽に飾れるコンパクトなものもあることから、五月人形の中でも一番の人気があります。
本格的なものがお好みであれば「鎧飾り」がおすすめ!
武将の鎧を一式揃えたような「鎧飾り」。
兜飾りと比べ大きさも大きいので、迫力があります。
より本格的にお祝いがしたい方におすすめです。
愛らしい姿を楽しむことができる「人形飾り」
金太郎に代表される、英雄の五月人形。
兜や鎧よりも優しい雰囲気があるため、愛らしい姿を楽しむことができます。
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金太郎や武将、天皇などの人形があり、最近ではディズニーなどのキャラクターをかたどったものが人気があるようです!
コンパクト!お洒落!インテリアにもなる五月人形のご紹介
うちは賃貸で、広くないし、今後転勤に伴って、住む家も変わるから、あんまり大きい人形は置けへんよなー
そうやなー。一軒家と違って、必ずし和室のある家に住むとも限らんしね。昔ながらの立派な五月人形も良いけど、リビングに飾ってインテリアにもなるような人形の方がいいかも。
私たちのように、立派な五月人形は置けないかも?とお思いの方や、長男の誕生の際に立派なものを購入し、次男や三男の分も大きなものは買えないなー、、、とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方には、コンパクトなものやケースに入ったもの、リビングにおいても違和感なく季節のインテリアになるような五月人形がオススメ!いくつかおすすめをご紹介させていただきます!
そのまま出すだけ!片付けも楽ちんなケースタイプ
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コンパクトだけど本格的な兜飾り。
ケースのまま飾れるので、埃をかぶる心配なし!
出すのも片付けるのも楽ちん♪
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このように丸みを帯びたケースも素敵ですよね♪
場所を選ばず手軽に飾れる、コンパクトの兜
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お洒落でコンパクトなので、リビングや玄関など、わずかなスペースに手軽にこちらの飾れる兜飾り。
こちらの兜飾りは、兜と飾り台の組み合わせを選ぶことができるのです!デザインは幅広く、お好みのものを組み合わせて購入できるのがオススメポイント!
和室洋室、飾る場所を気にせずコンパクトに飾りたい方におすすめ!
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飾る場所を気にせずコンパクトに飾りたい、そんな方におすすめ!和室・洋室どちらにもシンプルに飾れて、本格的な金小札正絹絲縅の兜です。
小さめサイズで見た目がかわいいものをお探しの方にぴったり!
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ちょっとしたスペースにインテリアとしておけるミニサイズの兜。
カラフルな色味がとってもかわいいので、お部屋が明るくなりますね。
可愛いすぎ!Pucaの五月人形
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とっても可愛い「Puca(プーカ)のたんたんご」は、積み木のように遊びながら楽しく積んで飾れる五月人形です。
飾り方自由自在なので、毎年違った形で飾ることができます。、
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こちらの、鯉のぼりと兜の飾りもとってもかわいいですね。プレゼントにも喜ばれる五月人形です。
かっぱくんとねこちゃんが選んだ、かっぱJrの五月人形はコチラ!
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こんな感じのものです!実際に購入したものは、売り切れなのか、リンクが見つからなかったので、同じお店の同じ価格の似ているもののリンクを貼らせていただいてます。
決め手となったポイントは
①価格!
こういった伝統的なお人形について、無知だったため、ブランドやお店についてのこだわりはなく、高価なものは買えないなと思っていたので、予算は3万円くらいでした。
②3万円弱で、この豪華さ!
当初、30~40cmくらい でケースにのまま飾れるものを探していたのです、こちらの見た目が気に入ったので!
この価格にしては、豪華に見えるなと。ケースに入ってるものより、豪華に見えたので、当初から考えていたケースのものではなく、こちらにしました。
③飾りやすい&片付けやすい
兜を置いている飾り台ですが、これ実は箱になっているのです!しまう時は、下の箱に入れて収納できるのがお気に入りポイント!飾りもそのまま収納できるので、簡単に取り出して飾ることができます。
実際に飾っている写真がこちら。
リビングの棚の上に飾っております。
サイズ感がわかるように、かっぱjrくんとならべてみました。
さいごに
かつては「端午の節句」として祝われてきた5月5日。
鯉のぼりや兜を飾って、ちまきやかしわ餅を食べるという風習は今でも残っています。
男の子のための行事というイメージが強いですが、現在ではこどもたちの成長を祝う祝日として、全員で楽しむ傾向にあります。
昔ながらの風習をすること良いですが、あまり形式にこだわりすぎず、それぞれのご家庭のやり方でお祝いを楽しんでくださいね♪
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