こんにちは、年子兄弟を育てるねこです!
我が家では、長男が生後6か月頃おうち英語をスタートし、現在長男が3歳、次男がもうすぐ2歳になります。
おうち英語・早期英語学習を行っているほぼ全てのご家庭で直面する問題、
「英語イヤ、英語拒否」!!!
うちも経験しました。英語イヤ期。
長男の英語拒否がどんな感じだった?
英語拒否の長男にどんな対応をした?
英語イヤ期をどうやって乗り越えた?
について、詳しく書きたいと思います。
2歳までにやったおうち英語と英語力については、こちらの記事で↓
イヤイヤ期が始まるとともに英語拒否!
長男が1歳9か月頃から英語拒否が少しずつ始まり、2歳を過ぎた頃から本格的に拒否するようになりました。
その頃、イヤイヤ期真っ只中で、なんでもイヤイヤ言っていましたが、英語に関しては特に嫌がるようになりました。
お喋りも少しずつ上手になってきていた長男。
日本語のことは”あいうえお”、英語は”ABC”と言っていて、英語の音声や動画をかけると、
「ABC, No! あいうえお!!!」と要求してきていました。
環境が大事!と思い知らされた、里帰り出産。
長男が1歳8か月頃に、大きな環境の変化がありました。
第二子出産のため、里帰り。
長男が生後6か月くらいからおうち英語を開始し、そこからは家の中のテレビは基本英語。
私の実家に里帰りしたのですが、実家は朝から晩までずーっとテレビついているような家。
里帰りすると、私の両親が良かれと思って、Eテレを朝と夕方、撮りだめているアンパンマンを息子にみせてくれるのです。
毎日英語のコンテンツに触れているうちに、日本語で何かを視聴することの楽しみを知ってしまったんですよね。
決して日本語のコンテンツが悪いと言いたいわけではありません。
息子の場合、急に初めてのものをいっきに吸収してしまったため、おうち英語に影響が出てしまったという感じです。
おうち英語を行うにあたり、環境が大事であることを改めて思い知らされた期間でした。
トーマスやディズニーキャラが日本語を喋ることを知ってしまった。
当時長男はトーマスブーム。
ディズニーキャラにも興味を示すようになり、特にトイストーリーを好んでいました。
長男からリクエストがあると、トーマスのアニメやトイストーリーを英語音声でみせていました。
そんなある日、じぃじがこの2つを日本語音声でみせてしまったんですよね。
その後私が英語音声に変えると、英語拒否期の息子は、「あいうえおで!!!」と怒るようになってしまいました。
そこで私は、いったん無理に英語を押し付けるのはやめて、自宅へ戻ってから環境を整えることにしました。
これをやったら、2歳が英語に興味出てきた!
里帰りがおわり、さぁここから再出発!と思ったのですが、
英語をすすめればすすめるほど拒否する息子。
そこで私がやったことは
①いったん受け入れる
②代わりに私が英語を勉強する
でした。
いったん受け入れる
受け入れると言っても、日本語のコンテンツを見せまくるということはしていません。
ABCイヤだ!と言われたら、
我が家のテレビは、youtubeのものや、録画のものは英語音声しかみれない。
日本語のものがみたいなら朝と夕方のEテレみて。
で通しました。笑
べつに英語のyoutubeは見なくたっていいんです。
見たいというから家事をしてるときなどは見せているのです。
みたくないものをわざわざみなくていいから、おもちゃで遊んだら?と伝えました。
まだ2歳になるかならないかくらいだったので、どこまで理解できているかわかりませんが、なんとなくテレビ無し生活を受け入れて、みたいみたいと言わなくなりました。
テレビテレビ!と言われたときは、DVDをみせて選んでもらってみせていました。
英語のものなんですけどね。笑
親が英語学習をやってみる
当時、第二子出産後でしかも真夏。
外に出ることも難しく、引きこもっておうちの中で遊ぶ日々。
時間はたっぷりあったので英語学習をすることにしました。
ここが重要ポイントで、
息子の目の前で楽しそうに英語の勉強をする!
です。
子どもって親がしていることに興味を示したり、自分もやってみたい!となりますよね。
見ているところで堂々とすることが大事だと思います。
まずは発音練習
私の英語レベルは初級から中級の間くらい。
ゆっくりだと簡単な会話は成り立つレベルですが、発音が絶望的。
thの発音はもちろん、RとLも上手に発音できません。
発音を1から練習するために、息子にみせていたフォニックスのDVDをみたり、
youtubeをみて練習しました。
なんか楽しそうな音楽がきこえてきたら興味をしめす息子。
「見ないの!」と怒ることも多々ありましたが、”私がみたい”を貫いきました。
息子に教えてもらう
発音も私よりはるかに上手だし、動物などの生き物の英単語も親よりも知っています。
なので息子に教えてもらうというスタンスで、たくさん質問していました。
rhinoceros(サイ)、squirrel(リス)など難しい単語は、何度練習しても言えないんですよね。
ですが、読めなくても、イラストを見たらすんなり発音できる!しかもネイティブに褒められるほどの綺麗な発音で!
rabbit(うさぎ)。こんなの簡単やん!ラビットやろ?!
と思いますよね。でも多くの日本人が言ってるそのラビット、
実は英語話者からすると「labbit」。Lになってるんです!
息子はRとLの違いも上手に発音できます。
息子が愛用していたタッチペン付きの英語絵本を使って何度も音声を聞いて練習していました。
自分の絵本をママが使っていると、やりたくなっちゃう息子。
まんまと乗せられています。笑
調子が良ければ、そのまま色んなイラストをみせて、What’s this? と質問して、英語クイズをすることもできました。
ママがやりたいから!英語で喋る。
発音の次は、スピーキングの練習をしました。
英語のアプリを使って練習してみたり、息子の英語絵本を使って日常で使えそうなフレーズを覚えて、発してみたり。
たまに息子に英語で話しかけてみて、反応を伺いました。
息子がのってきたら、そのまま簡単な会話をしてみたり、
拒否られたら、独り言英会話に切り替えたり。
この”独り言英会話”めっちゃおすすめです。
例えばごはん作るときは、(※当方、英語ペラペラじゃないので簡単なことしか言えません。且つ、間違いもあります。)
I am hungry. I’m gonna prepare dinner. What do you want to eat?
みたいに、独り言からの質問。笑
スルーされたら、そのまま独り言続行。
Mommy wants to eat curry. I’m gonna make chiken curry.
みたいな感じで。笑
間違ってもいいんです。ママなんか英語で言ってんなーくらいでOK。
独り言英会話をしていると、「これ英語でなんて言うんやろ?」ってことがめちゃくちゃ出てきます。
その都度調べて、発音してみる。
英語を話している姿を子どもに見せて興味を引けるし、自分の英語での表現の幅が広が手一石二鳥!
youtubeやNetflixで番組探し。選ぶポイントは3つ!
おうち英語を始めた頃は、自分でyoutubeやNetflixで検索して、子どものためになりそうなものをみせていました。
ですが、慣れない2人育児で時間がなく、長男がみるコンテンツは、好きに選ばせてみせることが多々ありました。
その結果、英語レベルが今の英語力や年齢と明らかにあっていないものをみるという問題が起きていました。
全く理解できないものをみると、ただ映像を眺めているだけになるんですよね。
100歩譲って英語音声きいてるから良しとしよう!と思っていましたが、時間がある今、有益なコンテンツ探しをすることにしました。
よさそうな番組を見つけると、とりあえずスマホでみてみる。
そうすると長男はだいたい寄ってきます。笑
あくまで、私がみたいからみてみるというスタンスを貫きます。
一緒にみたい!となると、こっちのもん。
選ぶポイントとして以下3点気を付けました。
①家族のお話
②話すスピードが速すぎないもの
③1つのエピソードが長すぎないもの
家族のお話だと、簡単なセリフはなりきって、息子とやりとりができたり、日常で使えるフレーズがたくさんでてくるので、私にとってすごく勉強になりました。
話すスピードがゆっくりなものだと、簡単なフレーズは息子でも聞き取れ、真似することができます、
また、1エピソードの時間が短いと、集中力の続かない小さなお子さんでも、わりと飽きることなくみれます。
子どもって同じものを繰り返しみたがること、よくありますよね?
お気に入りのエピソードをみつけて何度も繰り返しみることで、セリフやフレーズを覚えることができます。
英語学習は反復練習がとても大事なので、同じものを繰り返しみるのはとっても効果的!
そんなこんなで見つけた我が家のお気に入りnetflixの番組を3つご紹介します。
※Netflixの会員でないご家庭は、youtubeのNetflix Jr.というチャンネルでも一部みることができます。
会員になるか迷ってるかた、一度みてみてください♪
1話10分程度。たくさんの海の生き物が出てくるので、お魚好きな息子にはどんぴしゃでした。
知っている単語もたくさん出てきて、すぐにいくつかのセリフは覚えることができていました。
1話7分程度。乗り物好きなお子さんにぴったり。
家族やお友達とのやりとりが多い日常に使える表現がたくさんでてきます。
おうち英語されてる多くのご家庭が通る、ペッパピッグ。
我が家もみておりました。
イギリス英語に抵抗がないご家庭におすすめです。
ノってきたところでトーマス大作戦
英語拒否していた次男ですが、私が英語を楽しんでいるところに巻き込んだ結果、また興味を持ってくれました。
チャンス!と思って、当時ドハマりしていた、トーマスの力を借りることに。そして、amzonやメルカリでトーマスの英語絵本をポチりました。
トーマスの英語絵本は、本屋さんではなかなか見つけれませんが、ネットで検索すると出てきます。
そして、Eテレで毎週トーマスは英語音声があるので、息子がみたいと言ったときはみせてあげていました。
ただ、トーマスが日本語を喋ることは私の実家で知ってしまっているので、自宅のトーマスは英語しか喋らないを貫きました。
それで嫌がったら、見せない。ただそれだけです。笑
そんなところにちょうど良いタイミングで、親戚からトーマスグッズのおさがりが!
中でも、このカードコレクションは一番のお気に入りでした。
表がイラストになっていて、裏には名前が日本語、英語どちらも記載されているんですよね。
息子は2歳なりたてながら、裏を向けて文字を頑張って読もうとしながら一生懸命キャラクターを当てるというゲームをひたすら一人でやっておりました。
アニメをお気に入りのカードで遊びながらみるのが楽しかったようで、出てくるキャラを持ってセリフを真似しながら遊んでいました。
自然とシャドーイングができていてすごすぎます(*_*)
※シャドーイングとは、聞いている英語音声のすぐ後を追って復唱する英語の勉強方法で、リスニングもスピーキングも同時に伸ばせる非常に効果的な語学の学習法です。
ただ、デザインが前のトーマスなので、新しいトーマスが好きなお子さんにはイマイチですが、息子はどっちでも良い派だったので、大丈夫でした。
ちなみに、こちらがお気に入りのトーマスのDVD。
以前Eテレで放送されていたものを録画していて、息子が何度もみるのでDVDを購入しました。
DVDだと英語字幕をつけれるので、息子と一緒に何度もみながら字幕を追いかけたりして勉強しました。
車の移動中でも活躍したのでDVDを買ってよかったです!
劇中に何度も出てくる歌がお気に入りで、耳コピして上手に歌っていました。
息子がはまったのがたまたまトーマスだったので、これがもしアンパンマンだったら、おうち英語に結び付けにくいので大変だったと思います。
色々な国で親しまれているキャラクターを好きになってくれると、英語との距離が近づくので、おうち英語を取り組むにあたり、大変有利かなと思います!
英語を押し付けるのではなく、環境作りに徹する!
我が家に訪れた、息子の英語イヤ期についてのお話でした。
今改めて感じるのは、おうち英語をするには、環境作りがとっても大事なんだなと思いました。
今はyoutubeで気軽に英語のコンテンツを楽しめたり、子ども向けの英語教材も色々ありますよね。
親が喋れなくてもOK!は、親が何もしなくても子どもが勝手にしゃべれるようになるというわけではないと改めて実感しました。
おうち英語は長い期間コツコツと続けるもの。
英語を押し付けて、習得させようとするのではなく、普段の生活の中に英語が当たり前のようにあり、英語との距離を近くすることが大事なんだなと思いました。
たとえ子どもが英語を嫌がっても、親がしていることや好きなことには自然と興味をもつもの。
親自身がおうち英語を楽しむことって大事なんだなと再認識した期間でありました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!おうち英語ライフ、楽しみましょう!
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