赤ちゃんの1歳の誕生日が近づいてくると、断乳や卒乳について、考えるママさんも多いのではないでしょうか?
断乳すると寝かしつけに苦戦したり、ぐずったときに落ち着かせるのが大変そうで不安。
いざ断乳開始して、欲しがったりしたらどうしたらいいの。
こんな不安を抱えていらっしゃるママさんもいらっしゃるんではないでしょうか。
うちの場合、息子が離乳食をもりもり食べることもあり離乳食後期が始まる生後9か月を過ぎたあたりから徐々に授乳回数を減らし、10か月半に完全に卒業しました!
0歳児なので、おっぱいが精神安定剤のような存在になっていることもありましたが、準備期間を長めに設けることにより、お互いにストレスなくすんなりと卒業できました。
では実際にどのように断乳を行ったのか詳しくご紹介します!断乳するにあたり、こちらが意識していたことも合わせてご紹介します!
生後10か月での断乳の記録ではありますが、1歳を過ぎてる赤ちゃんのママでも実践していただける内容になっていますので、断乳&卒乳を考えているのであれば是非読んでいただきたいです。
↑断乳中の胸のケアは自力でやりました!断乳中や断乳後の胸のケアについて詳しく書いてます。
事前準備がめっちゃ大事!断乳開始前にやったこと&意識したこと4つ
断乳を考える時期は、育休中のママさんだと保育園に通う時期や2人目の妊活を考え始める頃だったり、ご家庭によっって様々かと思います。
私の場合は、2人目を考え始めたタイミングでした。
できれば早く2人目を授かりたいを思っていたのですが、生理が再開していなかったので、息子が1歳になるくらいには生理が始まっていてほしいなと思っていました。
母乳で育てているママにとって、おっぱいをあげる行為は生後すぐから毎日かかさず行ってきたもの。
赤ちゃんにとってもお腹を満たす以外でも精神を安定させるものだったり、ママとの大事なスキンシップの時間だったりと、大事なものになっているはずです。
断乳の時期を決めたらいざ開始!は、赤ちゃんにもママにとってもストレスになります。
なので、これくらいの時期に断乳完了していたいなと思ったら、準備期間を設けることをおすすめします。
では、我が家がスムーズに断乳成功した際、準備期間にやったことや意識したことをご紹介します。
①ぐずったときはおっぱい!をやめる
生後まもない頃は、”泣いたら授乳”をしていたと思います。
それをずっと続けていると、ぐずったときに機嫌を直すためには、おっぱいが必要不可欠になってしまいます。
これから断乳をするのであれば、断乳の前にその癖を無くしてあげることをおすすめします。
ぐずったときや機嫌が悪いとき、お腹が空いているのであればもちろん授乳をしてかまいませんが、そうでないのならおっぱい以外のものや行為で気持ちを落ち着かせるようにならないといけません。
たとえばお気に入りのおもちゃだったり、動画や音楽だったり、だっこだったり。
最初は機嫌が直るのに時間がかかると思います。
赤ちゃんによったら、おっぱいを欲しがったり探したりする仕草をすることも。
これまでの癖や習慣は、大人の我々でも急に変えることはむずかしいですよね。赤ちゃんも同じです。
ある程度粘ってみて、耐えられない!と思ったら、ママもしんどいと思うので、おっぱいをあげても良いと思います。
が、すぐにあげるのではなく、ある程度様子を見てからにしましょう。
何回かに1回でも成功し、その成功体験を積み重ねることにより赤ちゃん自身もおっぱい以外の方法で気持ちを落ち着かせることを身につけます。
少しずつで良いので、おっぱいに頼ることをやめていきましょう!
②授乳で寝かしつけをやめる。
寝かしつけの方法はおっぱいで。という方は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんにとっても、”入眠方法はおっぱいを飲みながら”の癖がついてしまっているので、このまま断乳を開始すると悲惨。
寝かしつけ苦戦するわ。赤ちゃんもママもストレスだわ。で、断乳無理ー!ってことにる可能性も…。
まずは、おっぱい以外で寝付く方法を赤ちゃんに習得してもらうことが大事です。
私の場合、添い乳での寝かしつけはしたことはなかったのですが、抱っこしておっぱいをあげながら運よく寝てくれるときは、ラッキー(^^♪と思いながらそのままそーっとお布団に置いてました。
今日は寝かしつけ楽したい!って日には、眠くてぐずるまで待って、ぐずったタイミングでおっぱいあげて、寝落ちさせることも。
断乳を意識し始め、準備期間に入り授乳で寝かしつけをすることはやめ、布団の上で自力で眠りにつく習慣を身に付けてもらいました。
やったことは具体的に2つ。
夜寝る前やお昼寝のときの授乳を寝室で行っている方、多いのではないでしょうか?
寝室で部屋を暗くして授乳してそのまま寝てしまう可能性がありますよね。
”授乳は眠りにつくためのものではない”と赤ちゃんに覚えてもらうことが必要です。
そのためには、授乳と睡眠を切り離すことがポイント。
授乳はあくまで、食事又は水分補給のために行うものだと認識させましょう。
寝る前の授乳はリビングで済ませて、遊んだおもちゃのお片付けをしたり、絵本を読んだりして少し休憩してから寝室へ。
慣れてきたら寝る前の授乳はマグで水やお茶で水分補給をするようにすれば、スムーズに寝る前の授乳を卒業できます。
おっぱいを飲みながらウトウトし始めるとついついチャンス!と思って、そのまま寝落ちさせるか、ウトウト状態でお布団に置いて眠りにつきやすくしちゃいますよね。
これまではそれでよかったかもしませんが、今は断乳の準備期間。
その寝かしつけを続けていると、いつまで経っても授乳に頼る寝かしつけを卒業できず、スムーズな断乳はできません。
先程と同様、授乳はあくまで食事又は水分補給のために行うものだと認識させるため、ウトウトしてそのまま寝ようとしたら、起こしてあげてください。
起こしてしっかり水分補給を済ませてから、寝る場所へ行って眠りにつく練習をしましょう!
とはいえ、これまでの入眠方法を突然変えられると、赤ちゃん自身もとまどい、ぐずったりストレスを感じたりして、うまく寝付いてくれないこともあると思います。始めのうちは特に。
歌を歌ってみたり、抱っこしてみたり、ゆらゆら揺れてみたり、あれこれ試して限界!と感じたら、いつも通りの寝かしつけでも大丈夫。
すぐにおっぱいをあげないようにしたり、何回かに1回でも成功すれば、その成功体験の積み重ねによって、少しずつですがおっぱい以外での寝かしつけを習得していってくれます。
なので準備期間をしっかり設けることが大事なのです。
③1日の授乳回数を少しずつ減らしていくor1回の授乳時間を短くする。
これは助産師さんからいただいたアドバイスで、
突然授乳をやめてしまったり、極端に回数を減らしてしまうと、おっぱいが張ってしまって詰まったり、乳腺炎のリスクにも繋がるとのこと。
もし、回数を減らせないのであれば、吸わせる時間を短めにすることを意識することから始めても良いそうです。
赤ちゃんにとっても、これまで当たり前のようにおっぱい与えてもらっていたのに、急にもらえなくなると戸惑いますよね。
赤ちゃんにも心の準備が必要なので、少しずつ飲む回数や量を減らしていってあげてください。
④おっぱい卒業の予告をする。
まだ言葉が喋れなかったり、言葉を理解できなくても、なんとなく雰囲気は察知できるのが赤ちゃん。
突然急におっぱいがもらえなくなったり、授乳回数が減っていったら戸惑うので、断乳を予告してあげましょう。
ぐずったときにおっぱいを求めてくる場合は、おっぱい以外で機嫌戻すよう声かけをして促したり、
寝かしつけにおっぱいが必須なら「おっぱいなしでねんねする練習しよう」や、完全に断乳する日が決まったら「あと○日でおっぱい卒業しようね」など。
なにも言わず、いままでもらっていたものがなくなると赤ちゃんもストレスなので、少しずつ心の準備をさせてあげると良いです。
いざ実践!断乳成功までの道のり
では実際にどのように断乳を行ったのか詳しくご紹介していきます。
うちはほぼ母乳の混合育児でした。
外出先や私が不在のときはミルク。しばらくミルクはあげてないなーと思ったときに哺乳瓶拒否にならない程度に家でもミルクをあげていました。
3回食を開始した生後9か月に入った頃から上記のことを意識して行い、断乳の準備をしていきました。
生後8か月。1日の授乳回数は4回が定着。
2回食後期の生後8か月の時点で授乳回数は4回程度。朝イチ、2回の離乳食の後、寝る前(お風呂上り)にあげていました。
↓1日の授乳のスケジュールはこちら。
お昼寝がなかなかできずぐずったり、おっぱいを欲しがっているときは、お昼寝前に少し飲ませてあげる日もありましたが、お腹が空いて泣いているわけではないので、授乳時間は短めに。
できるだけおっぱいなしで眠りに着けるようサポートし、それでも落ち着かなければ最終手段で授乳。
これからおっぱいを卒業して、食事に移行していってもらわないといけない時期なので、ぐずればもらえると思わせないよう、すぐにはあげないようにしました。
ちなみに夜間授乳は、おっぱいが軌道にのった3か月ころ、頻回授乳卒業と同時くらいの時期からしていません。※頻回授乳卒業・夜間断乳成功の詳細は5~6か月編にあります!
もともとから、”泣いたりぐずったりしたら授乳”はしないようにしていましたが、8か月頃からは更に意識するようになりました。
生後9か月。3回食が始まり日中断乳開始。
生後9か月になった頃の授乳のタイミングは、
・2・3回目の離乳食後は、満足していなさそうならあげる
・食後ではなく、食間(お昼寝前)にあげることも
・寝る前(お風呂上り)に授乳
こんな感じ。起床後と就寝前は固定で、日中は日によってバラバラでした。
生後9か月になり、3回食が始まり、食欲も日に日に加速。
離乳食でお腹いっぱいになることが多かったので、9か月半になった頃、これまでなんとなくあげていた離乳食後の授乳をやめることに!
2回目と3回目の離乳食の間くらいに、眠くてぐずったときは授乳をすることもありましたが、こちらもやめることに。
授乳以外の方法で機嫌をとって、寝付いてもらうようにしました。
なかなか寝付かないときは、抱っこで寝かしつけることも。
これまでおっぱいを欲しがる仕草を見ることはほぼなかったのですが、日中断乳を始めてから数日は、私の胸元をひっぱたり噛みついたりしていたので、欲しがってるんだなとわかりました。
一週間もすれば慣れてきたのか、日中に欲しがる仕草を見せることはなくなりました。
その代わりに抱っこマンになりました。笑
お昼寝は抱っこじゃないと寝なかったので、膝の上にのせてゆらゆら揺れて寝かしつけ。
それでも寝ない日は、立って抱っこして寝かしつけることもありました。
おっぱいを欲しがったり、飲むまで機嫌が直らないとかはなかったので、ひとまず日中断乳成功!
10か月に入り朝イチの授乳をやめ、1日1回就寝前のみに。
日中断乳を成功してからはばらくは、起床後と就寝前の2回の授乳で固定されていました。
起床後は腹ペコでギャン泣き。息子を落ち着かせるために授乳をしていました。
が、10か月に入り、3回食もだいぶ安定してきたので、起床後の授乳をやめることに。
腹ペコで泣きますが、試しにギャン泣きの状態で朝ごはん(1回目の離乳食)を出してみると、モリモリ食べてご機嫌に!
朝ごはん後もお腹いっぱいになれば、おっぱいを欲しがる素振りもなく、いつも遊び始めたので、起床後の授乳はすんなり卒業。
10か月半で、お風呂上り(就寝前)の授乳をやめてみた。スムーズにやめれたコツは?
起床後の授乳をやめて、授乳は1日1回お風呂上り(就寝前)のみが半月ほど続き、10か月半でその授乳もやめました。
断乳は壮絶って聞いていたし、お風呂→授乳→就寝のリズムが出来上がっていたので、お風呂上りの授乳をやめると寝かしつけに影響でるかな?と、覚悟していたのですが、とくになんの問題もなくすんなりやめれました。
試しにお風呂上りの授乳をやめてみると、いつも通りに寝付いてくれました。
とくに夜泣きをするわけでもなく、おっぱいを欲しがってぐずることもありませんでした。
すんなり卒業できた理由として考えられるのは、
・添い乳をしたり、授乳での寝落ちをしないようにしていた。
・普段から夜中泣いて起きても授乳はしていなかった。
よく、おっぱいが精神安定剤になっていて、授乳が減らないという話を聞きますが、うちの場合は手を握ったり、トントン、抱っこやハグなどで、気持ちを落ち着かせるように習慣づけていたので、泣いたらおっぱいという感じにはならなかったです。
《まとめ》祝!10か月半で完全に授乳不要に!スムーズにやめれたのはなぜ?
そんなこんなで、生後10か月半で無事断乳成功しおっぱい卒業となりました!
断乳って壮絶って聞いていたので覚悟していたのですが、思いのほかスムーズにできた気がします。
やはり、準備期間をしっかりと設け、おっぱい卒業するための準備をすることができたことがスムーズに卒業できた要因だと思います。
もともと長く母乳をあげたいと思っていなかったので、未練はありませんが、さすがに最後におっぱいを飲ませているときはうるっときました。
我が子がおっぱいを飲んでいる姿や表情ってとても可愛いですよね。
しかも密着していられる時間が幸せでもあります。(毎日毎回幸せを感じれたわけではありません。肩こるし他のことできないから早くやめたいなと思ったこともあります。)
でもおっぱいを卒業できたことは成長の証でもありますし、授乳以外でもスキンシップをとる方法はあるので、たくさんハグをしたりして密着しようと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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